PR:つぐみカフェ(体験レポ)
「朝の一杯が、こんなに心をほどくなんて―曙町の『つぐみカフェ』で過ごした小さな贅沢時間」
▶ 1. きっかけは友人と口コミから
「子連れでも安心して行けるカフェがあるよ (^^♪ 」
そんな友人の一言が、私を「つぐみカフェ」へと向かわせるきっかけでした。
広島県福山市・曙町。商業施設と住宅が並ぶ街並みの一角に、知る人ぞ知る小さなカフェがあると聞きます。口コミを調べてみると、
「サイフォンで淹れる珈琲が格別」「提供している料理が体にやさしい」「子ども連れでも安心して過ごせる」
そんな声がいくつも見つかりました!
それぞれにとっての魅力がある―そんな予感に惹かれて、私は週末の朝、足を運んでみることにしました。
▶ 2. 扉を開けた瞬間の印象
お店はマンションの1階にあり、ガラス越しに見える木の温もりが印象的でした。
扉を開けた瞬間、ふわりと広がる珈琲の香り。サイフォンから立ちのぼる湯気や、ガラスの器に揺れる琥珀色の液体を目にした瞬間、心がほどけていくのを感じました。
店内にはテーブル席と座敷席があり、ベビーカーでもそのまま入れるゆとりがあります。子連れのお客さんにとっては安心感そのもの。一方で、ひとりで訪れる人やご夫婦のお客さんも、静かに落ち着ける空気が整えられていました。
窓から差し込む光に照らされる木目のテーブル、アンティーク調の小物たち。そこに流れていたのは、『慌ただしい日常から一歩だけ離れた』ような、やさしい時間でした。
▶ 3. サイフォン珈琲との出会い
まず頼んだのは、看板でもあるつぐみブレンド。波佐見焼(※1)の器に注がれて運ばれてきた瞬間、器の厚みと光沢に思わず見入ってしまいました。
サイフォンでの抽出は、ただ待つだけの時間ではなく、小さな舞台を見ているようです。粉がふくらむ様子、香りが店内に広がる瞬間、ガラス越しに映る揺らめき。五感を通して『特別な一杯』を味わえるのです。
口に含むと、すっきりとした酸味と奥深いコクが広がり、普段のドリップコーヒーとは一線を画す豊かさがありました。
(※1)長崎県波佐見町で作られる、400年以上の歴史を持つ陶磁器。
▶ 4. 心と体にやさしいモーニング
この日のモーニングは、ふんわりと握られたおにぎりに、彩り豊かな小鉢、具だくさんのお味噌汁、ゆで卵が添えられていました。
見た目からすでに食欲をそそり、「朝から体にやさしいごはんをいただけそう」と思わせてくれるひと皿です。
口にしてみると、おにぎりはほどよい塩加減で、具材の風味がふわりと広がります。お味噌汁もやさしい味わいで、体の中から温まっていくような感覚。『シンプルでありながら満足感がある』―そんな安心できるバランスが魅力でした。
おにぎりモーニング(おにぎり2個、お味噌汁) 800円
子どもと一緒に分け合って食べられる気軽さは、子育て世代にとって嬉しいポイント。
一方で、食の健康に気を配りたい大人世代にもぴったりで、幅広い世代に「また食べたい」と思わせてくれるモーニングでした。
じいちゃんモーニング(シュガートースト、サラダ)800円
もちろん、ランチメニューも充実しています。見た目も華やかで、しっかりと食べ応えがありながら体にやさしい味つけ。ボリューム感がありつつも重さを感じさせない工夫がされていて、「しっかり食べたいけれど、健康も気になる」という方にぴったりです。
せいろランチ(季節の野菜、豚肉、塩麹ささみ)1100円
塩麹 豚丼 1100円
▶ 5. 子連れでも、ひとりでも安心できる空間
店内を見渡すと、親子連れがお座敷でくつろぎ、テーブル席では年配のご夫婦が珈琲を片手に会話を楽しんでいました。それぞれが自分らしく過ごしていて、互いに気を遣うことなく調和している空間。
子どもが泣いても、スタッフが自然に声をかけてくれる。そんな細やかな配慮が「ここなら大丈夫」と思わせてくれます。
同時に、落ち着いた雰囲気は大人の客層にも心地よく、読書や作業、夫婦でのおしゃべりにちょうど良い。幅広い世代が安心して過ごせる空気感が、このカフェの大きな魅力だと感じました。
▶ 6. 会話から感じたストーリー
帰り際、オーナー夫妻と少しだけ言葉を交わしました。「祖父母の代から珈琲にこだわり続けていて、その想いを残したくて、このお店を開いたんです」―その言葉を聞いた瞬間、一杯の珈琲に込められた『歴史と誇り』が伝わってきました。
ただのカフェ以上の価値が、そこには確かにありました。
▶ 7. 午後のひとときにちょうどいい場所
モーニングやランチで賑わったあとの午後。14時を過ぎると、店内は少し落ち着きを取り戻します。窓から差し込むやわらかな光に包まれながら、サイフォンで淹れた珈琲を片手に過ごす時間は格別。
世代を問わず、多くの人にとって『午後の小さなリセット』の場所になっていました。
▶ 8. おすすめポイント
- サイフォン淹れの特別な一杯:香り・味わい・抽出の瞬間。五感で楽しむからこそ、一度体験すると忘れられません。
- 波佐見焼の器でいただく贅沢感:長崎の伝統ある器が、珈琲の味わいをさらに引き立てます。口当たりや手に伝わる質感も、この店ならでは。
- 子連れでも安心、大人も落ち着ける空間:座敷やベビーカー対応の導線、温かいスタッフ。子育て中の家族も、落ち着いて過ごしたい大人世代も満足できる『居場所』です。
▶ 9. 編集後記 ―『日常に小さな贅沢を』
「つぐみカフェ」で過ごした時間は、ただのブレイクタイムではなく『心がほどける体験』でした。
・サイフォンの香りと奥深い味わい
・波佐見焼の器がもたらす特別感
・子育て世代も、大人世代も安心して過ごせる空間
・祖父母から受け継がれたストーリーの温かさ
朝のモーニングで一日を整える時間。ランチ後の午後に、静かに心をリセットする時間。多くの人の、人生の瞬間に寄り添ってくれる―それが「つぐみカフェ」でした。